現代人の感覚が鈍い理由について


少し使い古された言葉だが、
「老後の安泰を考えよう」みたいな
スローガンがある。

何やら第一線を退いたら、

「老後には2000万円の貯蓄が必要だ」

みたいなフレーズは
皆さんも聞いたことがあるだろう。

これを聞いて、馬鹿言ってんなぁと
思った。

人間の本能に、不安になると
溜め込む癖のようなものがある。

この本能からくる資質に漬け込んで、
労働力やお金を巻き上げたい連中が
わざと不安を煽っているのだ。

こんな茶番に踊らされて
保険に入るヤツとか見ると
おいおい、ちょっと待ってくれよ
と思ってしまう。

人間なんぞ、生まれてこの方
死なない保証なんてどこにもなくて、
そもそも生まれた瞬間から死ぬことは
既に決まっているのに、保険て…(笑)

ギャグか?

なんで生きることに保険をかけるのか?
それは貯蓄脳からくる行動だろう。

じゃあ、その貯蓄脳はどこからくるのか?

「いざという時のために」みたいな、
農耕民族のDNAからくる不安が元凶だ。

その不安に漬け込んで、
現代ではビジネスとは名ばかりで
ほとんどの人が誰かの言葉に
動かされている。

本人たちは気付いてないと思うけどね。

で、なんの話だっけか…
あ、感覚が鈍い現代人の話だったな。

要するに、この溜め込んでしまう癖で
モノや金を集めるだけ集めると、
安心感が生まれて心が安堵する。

(それを余裕と言うらしいが違う)

そうなると、あまり生を感じなくなる、
というより、死を意識しなくなる。

こうなると、五感は使われないから衰える。

現代人はとりわけ視覚優位で
ものを判断するから、
感覚が鈍い、だから本能が衰える。

というのがこの話の結論だ。

まぁでもこれだけだとオチがないので、

最後に、自分なりの感覚の使い方、
本能的に生きる方法みたいなものを
まとめて終わりにしよう。

まず、感覚というのは
考えて使うものではない。

頭で考えるのは左脳だから
言葉だらけの屁理屈になる。

ヤバい!!と思ったときに出る、
咄嗟の受け身だったり、

ギリギリの間合いで危険を回避する
身体の使い方なんかが感覚そのもの。


身体に力みがなく、チカラが抜けて

リラックスしている状態だと、
咄嗟の出来事に対して柔軟に対応できる。

これがチカラ任せに動いたり、
チカラだけに頼って

スピードをカバーするから、

怪我をしたり、危険を回避できなくなる。

それにチカラが入ったままだと、
一つ目の動作が終わって、


次の動作をしようとすると
必ずロスが生まれる。

そのロスしている間に
危険が近寄って来たら…

そこで終わり。

これは、どうすれば
身体をうまく使えるのか?

という話をしているわけではない。

身体の使い方が自然になり、
柔軟性が高い状態をキープできると
心も連動して柔軟になる。

つまり、身体を柔軟に使えるよう
リラックスさせておけば、
自ずと心もそうなる。

そうなると頭でゴチャゴチャ考えず、
感覚的に物事を処理できるようになる。

多分、太古の人間はこれを当たり前に、
ごく普通にやっていたんだと思う。

なので、特別なチカラではなく、
誰もが持ってる本能だろうね。

ということを言いたかっただけ。

そのためには、

得ることより、譲る心で、

貯めることより、捨てる勇気を。


溜め込まないようにしておくと
ピンチと隣り合わせになるから
感覚が鋭くなってくる。

そうなると本能のままに
生きられるようになる。

多分、あなたが悩んでるようなことは、


ここに書いてあることを
すべて実践に落とし込んだら
簡単に解決すると思う。

頭じゃなくて、身体の使い方で
全部結果が変わってくるよってこと。
笹崎武蔵

古神道や神社について、参拝した経験に基づき、マニアックな見解を述べていきます。神棚、しめ縄もすべて手作りで、神仏にまつわる体験やスピリチュアルな話もブログやYouTubeにて公開中。

実は本業「人生相談屋さん」です。(8年目)
今風にいうならコーチングをしています。

その他のこと。

ビジネス、起業コンサル、お金の稼ぎ方、生き方、遊び方なんかも得意分野でアドバイスしています。

健康に関することも仕事にしているので、ダイエット、痩せる方法、健康になる方法なども個別で教えてます。

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