仕事とは?
なんて大層なテーマを、
自分が語れるほどの人物ではないのは
重々承知の上で思い切り語ってみる。
そもそも仕事は何のためにやるのか?
そりゃ、奥さん、
生きていくために決まっとろうが。
なんて声が聞こえてきそうだ。
まぁ、大抵の人は生きていくため、
メシを食うため、家族を養うため。
これが理由であり、至極当然と言える。
ところが長年同じ仕事を続けていくと、
生活も安定し出すからか、
一々、なんのために働くのか?
などと考えなくなる。
ここからが重要なんだけど、
長年やっているということは
「自分のために」やっているわけじゃないな
ということぐらいはわかるはず。
ここまでやってきているということは
そういうことなんだろう、ってね。
それが仕事の品格につながるし、
仕事の質につながるものだと思う。
ところが、自分のために仕事をやってる
品のない人間が未だに結構いる。
楽して稼げる、
俺が編み出した、
たくさん儲けた、
いっぱい稼いだ、
こんなことを言ってるうちは
ハッキリ言って品がないんだよね。
仕事の質としたては低いし、
当の本人も品がないことに気が付かないから
タチが悪い。
まぁ、こういうのって人間の質であり、
持って生まれたものかもしれないから
中々変わることはないんだよね。
人として、人格に品があるか、
仕事にも品があるか。
稼ぐかどうかも大事だけど、
基準はそこじゃないんだよね。
長く同じ仕事を続けてる人なら
わかる話だと思うが。
自分も小さく田舎の片隅で
人生相談みたいなことを生業にしてるけど、
結局、続けてるってのはそういうことだと思う。
少なくとも俺が今まで見てきた人たちで、
仕事を長くやってる人たちで
品があるのはこういう共通項があった。
さてさて、翻って、
最近のインターネット上で
ちょろちょろしてる連中はどうなのかな。
楽して儲けるとか、
自分で幾ら稼いだとか、
言ってるバカがいるとしたら
それは三流以下だよ。
ほんとにみっともない。
そんなのを仕事とか、
「俺がやった」なんて言うなっての。
最強にダサいよ。
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