やってはいけないプラス思考の罠


一般的にポジティブシンキングは
良しとされる傾向にある。

でも、これってどうなんだろうな。

仕事とかある分野で結果を出してきた人は
ポジティブシンキングをうまく使って
自分を奮い立たせることができる。

それを結果につなげたってのは
間違いなくあるんだろう。

そういった意味では、
自己啓発的なメッセージやセミナー、
動画や書籍なんは役に立つ。

だけど結果が出た後もずっと
プラス思考で生きてたら少し気持ち悪い。

要は、この世にはバランスってものがあり、
極端なポジティブ思考はやっぱり胡散臭い。

(この世のバランスの話は他でします)

バランスを欠いた状態で、
プラスの局面しか見ようとしないのは
マイナスに対する耐性が育ってない。
=メンタルが弱い。

この状態で成功にあぐらをかくと、
大抵トラブルが起き、
奈落の底に叩き落とされる。

これはいろんな人を見ててそう思ったし、
自分にも似たようなことが起きたから
こうして文章にして書いてる。

※ここでは一々成功の定義やサイズ感は
あえて説明しない

んで、バランスの悪い成功者、
経営者や社長さん、フリーランスとか、
この辺りの人たちを見ていると
伸びない人には共通する点があった。

自分の精神面を鍛錬する作業や、
内面に負荷がかかることをあまりやらない。

それどころか避ける傾向にある。

これって、
物事のプラスの面しか見ようとしない
悪い癖なんだと思う。

バカポジティブシンキングは、
人を鈍感にさせるばかりだけでなく、
精神面を弱らせる副作用がある。

先も言ったように、
マイナスな事象に対する
メンタルの耐性が育ってないから
何かあると病気したり鬱っぽくなる。

ある程度の成功を収めたら(目標達成)、
次に必要なのは建設的な自己否定だと思う。

自分の場合、これを結構初期の頃から
しまくったおかげで
バカポジティブに傾倒しなくて済んだ。

それはとある人に出会って
思い切り否定されたからだ。

それまではプラス思考に傾倒し過ぎて
バランスを欠いていた。

その副作用もキモいぐらい出ていたので、
外側からの否定がほんとに良く効いた。

まぁ、これは自分のほんの一例だけど、
あなたの場合は恐らく、
建設的な自己否定ができていない。

そして自己否定すると、
耐性がないからネガティブに陥る。

俺は自己否定すると、
「まだまだだからもっとやってやるか!」
ってなる。

これはやはり精神面のバランス、
ネガティブに対する耐性があるかどうかの
違いだと思う。

自己否定できない連中の特徴は、

妙に明るい言葉を好んだり、
バカっぽい自己啓発的なメッセージを
好む傾向にある。

あと、著名人の格言を聞いて
自分に酔ったり。

こういうのをキモいって思える視点がない、
自分に対して言えない時点でメンタルの弱さが伺える。

また、メンタルの耐性のなさが、
今日(こんにち)の
あなたの人生をかたち作っている。

伝わるかな?

マイナス思考になりなさいって
メッセージじゃないんだよ。

思考癖、
メンタルの耐性、
心のバランス、

これらについて話してる。

自己啓発的なメッセージや
著名人の格言を欲する人は、

麻薬中毒者患者と同類。


副作用が止まらないから
またポジティブな言葉をもっと!もっと!
ってなるんだよな。

精神がある程度成熟するまでは
やはりコーチなり、
メンターを付けるほうがいい。

笹崎武蔵

古神道や神社について、参拝した経験に基づき、マニアックな見解を述べていきます。神棚、しめ縄もすべて手作りで、神仏にまつわる体験やスピリチュアルな話もブログやYouTubeにて公開中。

実は本業「人生相談屋さん」です。(8年目)
今風にいうならコーチングをしています。

その他のこと。

ビジネス、起業コンサル、お金の稼ぎ方、生き方、遊び方なんかも得意分野でアドバイスしています。

健康に関することも仕事にしているので、ダイエット、痩せる方法、健康になる方法なども個別で教えてます。

0コメント

  • 1000 / 1000