先日、仕事とプライベートは分けるべきか？
という話で少し議論になった。
なので、そのことを少し深掘りしてみる。
結論からいうと、分ける必要がない。
というか、厳密には分けられない、が正しい。
なぜなら、仕事＝働く行為は、
人生の一部であり、その人生という
全体の中に仕事は含まれるわけだから
分けたらおかしくなる。
そもそも分けるってなんなんだ？
自分の身体は一つなのに
行為そのものは分断して考えるべき？
随分とおかしな話である。
もちろん、プライベートだって
人生の一部だから分ける必要はない。
人生＝全体
仕事＝部分
こうやって考えるとわかりやすいが、
仕事に限らず、抽象度の高いものは
その中にあらゆる要素を含んでいるため
自ずとそこに含まれてくる。
具体的に説明してみる。
人生というカテゴリーは抽象度が高い。
それ自体の中にはたくさんの要素がある。
例えば、人生＝（人が生きる行為全般）
生きること→食事、睡眠、運動、健康、
寿命、子孫繁栄、仕事、遊び、、、
遊び→家族、友達、プライベート、、、
みたいな感じで、どのカテゴリーも
永遠と深掘りしていける。
話を戻して考えると、
日々の営みは仕事だけでは成り立たないし、
それをやれるだけの体力や
健全な精神や肉体も必要になる。
となれば、栄養や食の知識、
それら選択肢を増やすためのお金もいるし、
そうなるとお金の稼ぎ方を学ぶ必要も出てくる。
自分が生きやすくしよう思ったら
必ずそこには付随して
いくつかの要素が付いて回る。
「〇〇さえあればオッケー！！」という
単純な話ではない。
金さえあればオッケーと金に逃げれば、
仕事のストレスを金で発散しなきゃいけない。
健康さえあればオッケーとそこに偏れば、
その他のことに対応できず、
お金を稼ぐ力などが身に付かない。
単純な話、
仕事とプライベートを分けたがるのは、
イヤな仕事を義務的にやってるか、
それ以外の選択肢を知らないか、
自分が学んだり成長することを
諦めてるだけなんだよね。
人生は一度きりしかないし、
時間は有限なのだから、
イヤなヤツと嫌々仕事をしてる暇はない。
そんなヤツと過ごしてる時間も無駄。
自分の魂や本能が一番喜ぶことや、
場所、仕事、人間関係に重きをおくべきだろう。
じゃなきゃ、
なんのために生きてるのかわからなくなる。
それを無理矢理我慢して続けるから
ストレスが溜まって
仕事とプライベートを分けたくなる。
厳密には分かれてないんだけどね。
だって、プライベートの時間を過ごしたら
またそこに仕事をしに行くわけでしょ？
ということは、何かを変えないといけない。
働く場所か、
人間関係か、
働き方や生き方、
あるいは自分の心や内側を変えない限り
同じ問題は一生追いかけてくる。
そうやってサボったツケが大人になって
回ってくるということは、
これまでは回避してきたんだろう。
若いときにサボった宿題ってのは
頭の回転が鈍くなってきた大人になるころ
必ず姿カタチを変えてやってくる。
あなたはをそれを覆すだけの
鍛錬、努力、学びはしているか。
これにyesと答えられない人は
圧倒的に経験値不足、知識不足でしかない。
楽な道を選び過ぎて
いろんなものを避けたつもりになっているが
人生を一番つまらなくする原因にもなる。
そのことを頭の片隅に置いた上で、
今後、自分はどうするべきか？
自分は何のために生きるのか？
自分はどうなりたいのか？
やはりこの辺りのテーマを考えないとね。
これを考えて生きてきた20〜30代、
そして30代〜は人生にかなりの差が出る。
でもまだ間に合う。
人生に遅過ぎることはなく、
今日、今この瞬間から何かを始めればいい。
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