自分も人のことは言えないが、
こだわりが強い人って
「こうあらねばならない」
「こうじゃなきゃイヤだ」
という思いが強過ぎて、
日常における幸せを享受しづらい。
ほんと、毎日の暮らしのなかに
幸せを感じられる要素はたくさんあるのに。
でも、馬鹿舌というべきか…
大味なのか鈍感な人いるよね。
派手で、ワーッ！！としたもの、
誰が見ても「それこそが幸せですね！」
って言われそうなライフスタイルを
手に入れるまでは幸せって言えない人。
なんじゃそりゃ？
だよね。
自分が目の前のことをありのままに受け入れ
それを感じてたらその瞬間幸せは訪れる。
なのに、人から幸せって思われないと
幸せを感じられない人とかいるじゃん。
よく、SNSとかInstagramにさ。
以前も話したけど、それって似非なんだよ。
作られた架空の幸せ。
架空＝幻想でしかない。
人から憧れられて羨ましがられる人間に
ロクなヤツはおらんよ。
ブランディングなのか何なのか知らないけど
自分のあり方や軸が定まらない人ほど
世間や周りに流され、
モノやカネで身を固めようとする。
手札にある「自分」というカードで
勝負してないんだよね。
自分以外の何者かになろうとして、
それすらなれてなくて…
イタい人間の成れの果てみたいな。
実は、目の前をよく見てみると
凄いものが溢れかえってるんだよ。
当たり前じゃないものに
我々は囲まれている。
少なくともこのブログを読んでる人は
スマホ、パソコン、デバイスを所有し、
Wi-Fi環境が整ってるわけだよね？
ネカフェやホテル暮らしでなければ
賃貸なり、持ち家なり、居候なりして
屋根のある家で暮らしてるよね？
（何を当たり前のことを言ってるんだ…）
という、あなたの心の声よ。
これって凄いことなんだよ。
家があり、風呂があり、
蛇口をひねって温度調整できる
機能の付いたシステムが
ほぼほぼ全員の家に備わってる。
水道をひねれば日本の高品質で
新鮮な水が山から流れてきており、
浄水器を通せば飲み放題である。
公共料金さえ支払いできる能力があれば
電気、ガス、水道は自由に使える。
トイレもいつでも使えるし、
汗をかいたらシャワーも浴びられる。
少しの金銭を持って買い物に行けば、
旬の野菜、ちょっとしたものは手に入るし、
それを家ですぐに調理ができる。
どんなバカでもガスコンロさえあれば
瞬時に火を操れる。
他にもコーヒーだの、酒だの、
漫画、映画、テレビ、
嗜好品や娯楽で溢れかえってる。
これは王族とか貴族の暮らしでは？
って考えるたびに思うよ。
太ったからダイエットしたい？
贅沢し過ぎた結果だよ。
生きることにまったくエネルギーを使わず、
現代人はほぼほぼ余興を楽しんでいる。
仕事が忙しい人以外は、
時間をどう潰そうか考えてる。
もはや貴族である。
仕事が忙しいのも幸せだし、
仕事にありつけるのも幸せだ。
何でもできる自由があるからこそ、
色々外の世界に求めることができる。
求めるのは自由だが、
きっとあなたの手元には
もう、これ以上必要ないぐらい
幸せの種が詰まってる。
これ以上、何を望む？
こういうことを踏まえた上で、
目標を持つのも自由だし、
夢を追いかけるのも自由、
何かを志すのも自由。
好きなものを目指せる。
そんな生き方ができるのに、
あなた方は「まだ足りない」と
不足感に苛まれ、我欲に渇望し、
不要なものを求める。
あなたがなぜ、不幸を感じるのか。
わかるかい。
理想が高過ぎるんだよ。
人間の欲望は青天井でキリがない。
欲を持つことや、理想があるのは
わるいことじゃない。
わるいことじゃないけど、
こういうことをわからずに
振り回されてる人がほんとに多い。
本来、「既にある」ということに気付いたら
とても幸せなはずなのに。
気付かないから外側に何かを求める。
矛盾するようだけどこれをやめた瞬間、
執着や渇望が消えるから
ほしいものは逆に手に入るんだよ。
この言葉の意味が腹落ちすると
深く納得いくはず。
言ってる意味、伝わるといいな。
現代人はとかく、
幸せに鈍感で、不幸に敏感。
この流れをひっくり返さないと。
0コメント