当時、コーチングされていることに
気付かずコーチングをされたわけだけど、
それが視点の高い人からだと
全部見透かされてて。
けっきょく、何をしろとか、あれをしろとか
言われたわけではない。
たった一言だ。
「お前、それ本当にやりたいの？」
「じゃあ、なんでやってないの？」
「その名刺、寒いからやめた方がいいぞ」
なんかこんな会話しかしてないし、
言われた言葉もピンポイントで的確に
その部分だけを指摘された。
その六本木のライブハウスの帰りに
いきなりステーキに寄って、
初対面のパーカッションミュージシャンの
方と確か一杯やって、肉食って帰ったな。
その日の夜は興奮して眠れなかった。
それから何年かして気付いたけど、
それこそがコーチングだったなと。
ああ、こうやって自分の愚かさに気付かず
独りよがりで傲慢に生きて、
地に足の付いてない人は
たくさんいるんだろうなと思った。
そういう人に何か気付くためのキッカケを
自分も与える側の人間になりたいなと。
どんな人でも変われさえすれば
チャンスはあるからね。
それから何年か経って、
やっと思うことが形になり始めて
思い通りの活動ができつつある。
逆にあの気付きがなければ
自分は変わることなく生きてたしね。
まぁ、自分の話はとうでもいい。
何が言いたいのかっていうと、
気付くキッカケがなければ
人は変わろうとも思わないわけで。
キッカケがあれば、
人は変われる可能性がある。
変わることができれば
人生が好転することだってある。
だとしたら自分も人が変わるための
お手伝いをもっとしていきたいし、
して行こうと改めて思った。
ただ、自分もそうだったけど
コーチングって気付かずに
コーチングをされたからこそ、
気付かないところで影響を受けて、
潜在的な部分や無意識が
変化したのだなぁと。
そうやって、何か人生の気付きや
変わるキッカケを一言でもいいから
自分も発信して行こうと思う。
ああ、そうだ。
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