たまにこんな人を見かけるんだけど、
議論や受け答えがパッと
できないらしい。
要するに、返しの瞬発力とも言えるし、
レスポンスの精度×スピードとも言える。
それらが衰えてるというか、
レスポンス能力を適切に使えず、
求める結果を出せない人がいるようだ。
恐らくその人たちの共通項は
こんなところだろう。
・これを言うと相手を傷付ける
・こんなことを言ったら嫌われるかも
こういった具合に、欲しい結果よりも、
自分がどう思われるか?
が、頭の中の重要性を占めているらしい。
で、うまくいかなくなると、
他人や外側に原因があると言う。
受け答えがパッとしないのは
自分に問題があるんだけど、
素直じゃないから認められないんだ。
やっぱり、素直さがない人って
伸びないし、伸びにくい。
素直さがあれば、本音も伝えられるし、
それで相手との関係性がこじれることもない。
仮にミスっても、
すぐに自分の過ちを認めて
訂正するなり謝罪ができる。
素直な人は、柔軟だから
すべてにおいて時間がかからないし
頭で考えずに動けるから結果も出やすい。
反対に、頑固な人はこだわりが強く、
プライドも高い。
素直に認められないってことは、
過去の自分にこだわってるんだよ。
過去の自分が大好きで、
その自分を崩したくないから
こだわりが強い。
だから素直さが失われて、
本音を言えず、
守ることに終始する。
こういうのをコーチングでは、
過去思考という。
そのくせ、自分より低い人を見つけると、
粗探しをしたり、揚げ足を取る。
ダメ出しはできるけど、
アドバイスはできないんだよ。
なんでかって、
自分のコンフォートゾーンを維持するために
それより低そうな人をわざわざ見つけて
マウンティングするってことは、
低いところにポジショニングするってこと。
そんなセルフイメージの低い状態の人が
他人にアドバイスできるとは到底思えない。
そもそも他人と謎の競争しちゃってるし。
そうではなく、自分のゴールから見て、
自分が低いところにいるのか、
高いところにいるのか、
客観的に判断してポジショニングをする。
それが高いコンフォートゾーンにいる
自分を維持するってこと。
他人は関係ないから。
人と比較して、
素直じゃない自分を維持するために
他人を蹴落とすのはナンセンス。
それこそセルフイメージはだだ下がりで、
コンフォートゾーンも低いところで
維持される。
ということが自分で見えないから、
自分の非は認められないけど、
他人の非が気になるんだよ。
ゴールがないから、
自分の人生をサボってるのか?
こういう人は自分磨きをサボってるし、
セルフコーチングのことも学ばないから
実践もできない。
人生は実践で学んだことがすべて。
中途半端にコーチングの知識をかじるから
「知った気」になり、調子に乗る。
それこそダメ出しが必要だろう。
自分はコーチングにおいて
ダメ出しは徹底的にするけど、
その上でどうしたら改善&向上するかは
セットで必ずアドバイスするようにしてる。
ダメ出しだけだと、単なる否定だからね。
ということで、ほったらかすと
あなたのコンフォートゾーンは
どんどん低くなる。
対処するには、自分のゴールを見定めて、
他人ではなく、自分の人生に集中する。
その上で、人にダメ出しをするなら
改善と向上するアドバイスを
セットでしよう。
それと過去思考をやめて、
頑固さと安いプライドも捨てること。
その上で素直になれば
まだまだ伸びまっせ。
ということで、セルフコーチングを
がんばって(楽しんで)やってみて。
0コメント