最近は馬鹿の一つ覚えのように
猫も杓子も「コーチング屋さん」を
名乗っている。
なんか、とりあえず言っときゃ稼げるとか、
SNSで凄そうに見せやすいとか、
よくわからずに名乗っている人が多い。
で、まわりの人やお客さんからしてみれば
「コーチってなに?」
「アンタもコーチって名乗ってるじゃん?」
となるしね。
そう、その通り。
そもそもコーチングとは、
自分自身から能動的に仕掛けて行く
方法論のことである。
汎用性が高いため、あらゆることに
応用が効く。
例えば、人生をより良くするためとか、
ビジネスで結果を出すためとか、
人間関係や趣味の領域など、
抽象度の高い領域から
具体的な低い領域まで
どの場面においても
必要となる考え方のテクニックだ。
マインドの使い方を基本に
ゴール設定を中心概念とし、
その人自身がゴールを設定しながら
自分で行動を起こして結果を出して行く。
なので、誰かと比べるものでもないし、
コーチングには成功という概念はない。
成功=他者評価の集大成であり、
コーチングの大原則は自己評価にある。
成功するとかしないとかは結果論で、
結果的に得られるものだ。
だから、自己評価を徹底的にすることで
自分を高めつつ、到達点を通過点にして
より高いところを目指すのが、
コーチングの醍醐味でもある。
だが、最近はよくわからないコーチも増えて
自分のことをやたらとベタ褒めして
自惚れている輩が多いのも事実。
その節々から漂う香りは
どこかコンプレックスを抱いていたり、
コーチ側の立場でもあるにもかかわらず
他者の目線を気にしていたり、
聞いてもいないのに
金や実績の話をしてしまうから
鼻につくし、品がない。
自分の仕事に対する
プライドや品性が欠落していると、
このように利己的なコーチに
なってしまうため、
クライアント側も注意が必要だ。
コーチは利他的な精神で生きるのが当然で、
クライアント側も利他的になることが
究極の利己的な考えだと気付くため、
コーチ自身が低い次元で利己的な
生き方をしていると信用がなくなるし
それ自体ダサい。
まぁ、そういうコーチは
自然に淘汰されるので
放っておけば良いのだが。
ということで、コーチングには型もなく、
必要のない人に分かってもらう
必要はないので、
感覚的にピンと来た人だけのものだ。
○○認定コーチのような
マニュアルにこだわらず、
生きていく勘を大切にした、
コーチングおじさんのコーチングはこちら。
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