メンタルに「強い」も「弱い」もない


定期的に浮上する論争に、

メンタルが強い or 弱い
みたいなのを見かけるけど、
あれには違和感しかない。

例えばこちらの記事だ。

まぁ、要約するとこんなことが
書いてある。

「メンタルが強い子の特徴」

・「まずは試してみよう」と挑戦する
・最後までやり抜こうと努力する
・どんな相手とでも話すことができる

極め付けはこれだ。

「得意分野をつくる」と
子どものメンタルは強くなる

とのこと。

うむ、たしかに一見すると
それっぽく聞こえるし、
あたかも正論のように思える。

でもこれは違う。
言わせてもらうが、

これはただのジャッジメントであり、
精神科医の先生のポジショントーク
でしかない。

順を追って説明する。

まず、メンタルには強いも弱いもない。

メンタルという言葉自体が抽象的であり、
それ自体が心を指すのか、
脳の構造を指しているのか曖昧である。

従って、このような抽象論は
ポジショントークであり、
何かを言ってるようで、
何も言えていないのである。

わかりやすい言葉として
置き換えるのであれば、

やはりセルフイメージと言った方が
伝わりやすい。

そしてセルフイメージにもやはり、
強いも弱いもない。

それ自体も本人の思い込みで
構築されているため、

コンフォートゾーンをどこに置くかで
人間のパフォーマンスは決まってくる。

なので、強い or 弱い
のような二者択一で決めるのではなく、

やはり脳科学と認知科学のアプローチで
具体的に解決策を出すのが望ましい。

特に子どものことを「●●なタイプは強い」
などとパブリックで発表してしまうのは
浅はかだとしか言いようがない。

なぜなら、そうじゃない人たちは
「弱い」と断定することになるから。

仮にも精神科医の看板をぶら下げるなら
もう少し言葉の選び方を考えるべきだろう。

それと「メンタルが強い子の特徴」と
書いてあったが、そんなものは弱いと
呼ばれる子たちでも簡単に克服できる。

・「まずは試してみよう」と挑戦する
・最後までやり抜こうと努力する
・どんな相手とでも話すことができる

これはコーチングで言うなら、
まず将来どんなふうに生きたいか?

何になりたいのか?

どんなことに挑戦したいのかを
制限なしで考え、答えてもらうことだ。

それをゴール設定とし、
コンフォートゾーンを広げつつ、

望むところに正しい方法論で
コンフォートゾーンを移行させれば、
勝手にそのような人格はできあがる。

正確には、それに相応しい人物に
なっていくからゴールが達成されるのだが。

なので、このようにゴール設定をすれば、

ブリーフシステムと呼ばれる
無意識におけるパターン認識も
書き換えられるため、
判断の仕方や解釈の仕方に変化が出る。

そうなれば必然的に、
結果に違いが出るのは当然のこと。

これはメンタルが強い or 弱いではなく、

ゴールを設定をすることで
コンフォートゾーンが移行して
セルフイメージが変わるため、
それによって起きる現象に過ぎない。

なので、強い子も弱い子もいない。

みんなそれぞれの思い込みと解釈で
(俺は強いとか、私は弱いとか)
人生を生きているだけであり、

精神科医の先生がこのような刷り込みを
するのはもはや洗脳とさえ言えるだろう。

権威が平然とオカルトめいたことを
このように口にしてしまうから、
世の中がおかしくなる。
口は謹んでいただきたいものだ。

それと最後に一つだけ言い忘れたが、

「得意分野をつくる」と
子どものメンタルは強くなる、
とあったが、これは間違いだ。

正確には、ゴール設定をすることで、
生きる目的が明確になるから
一切ブレなくなるのだ。

それを周りから見たら「メンタルが強い」
ように見えるのであって、

実際は、本人はやりたくて仕方のないことに
夢中であるから、強そうに輝いて
見えるだけなんだよね。

なので、あの人はメンタルが強いとか、
弱いを大人の人が子どもに向かって
ジャッジするもんじゃないよって話。
笹崎武蔵

ライフコーチ。五感や直感といった、野生の「嗅覚」をベースにビジネスや理想の生き方をおしえている34歳。自分は直感型だなと思う人はブログを読んでみてください。

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